Pedersen, Lundgaard, Vinding に続くデンマークベース陣は有能なプレーヤーが目白押しだが、その前にベテランの二人、Jens
Jefsen,HugoRasmussenも健在である。昔Duke Jordanの“Copenhagen Dew”で雇ったことがあるRasmussenは、Alex
Rielの 言によれば<リズムが重くオールドファッション>とのこと。
さて美人歌手、Katrine Madsenの旦那さんのJesper Bodilsen(イェスパー ボディルセン)はメガネをかけた可愛いポッチャリとした顔をしているがベースは強力、音は大きい。それもその筈、彼はいまでは珍しいフルサイズのベースを使っている。元々Ed
Thigpenのグループでの活躍で有名になったのだが、今ではひっぱりだこの忙しさだそうだ。最近の知らせでは、2004年7月NEW
Yorkで、Kasper Villaume Trioの録音があり、Jeff Tain Watts(ds)と一緒に参加した。
ボディルセンは1970年生まれ。 Lennart Ginman(レナート ギンマン)だ。1960年生まれというから、既に中堅ベーシストといえるかも知れないHugo
Rasmussen,NHO.Pedersen,Mads Vinding等にベースを習ったという。Page One,Tomas
Franck,Caecille Norby といった北欧のグループやアーティストと共演の後、デンマークの国内で活躍しているが、この人は、玄人筋に評価が高のデンマーク製のCDで名をよく見かける。Alex
Rielと頻繁に共演しており、昨年は、Olivier Antunes、Alex Rielと共に、タイ、その他のアジア諸国に演奏旅行をしたはずだ。
さて現在、このジャズベース大国で、私が一番注目しているベーシストがAnders
Christensen(アナース クリステンセン)だ。<とにかくヒップだ>と友人のIb
Skovgaard(デンマークラジオ局の責任者)はいう。よほど演奏も雰囲気も良い のだろう。音色はディープ、ハードにスウィングするという。一つ二つCDを聴いてみたが、評判どうりの逸材だ。
1972年,ヴェイレの出身。現在、Paul MotianのElectric Bop Bandで活躍している。実は、2004年8月中でCopenhagen、Carsten
Dahlのトリオの録音をするのだが(ドラマーはFrands Rifbjerg)、当初予定していたChristensenの都合が悪くなり、Ginmanに変わったのだが、いつか共に仕事がしてみたい人だ。
その他のベーシストでは、Jens Melgaard(イェンス メリゴー)がすばらしかったが、ドラッグその他の悩みで、最近死んでしまったのは、とても残念だ。ペデルセンの一番弟子だった人だ。Doug
Watkins風のビートをもつThomas Ovesen,Ray Brownの好きなThomas Fonnesbaek、その他、Morten
Lumsbol, Guffi Pallesen(J.R.Monteroseと録音)等も評判が良い。Pedersen,Lundgaard,Vindingのようなすごい先輩達に続けとばかりに、お互い切磋琢磨して励んでいる結果、素晴らしい後継者達が後をたたぬように生まれてくる。才能だけでなく、上手な人と共演して初めて成長するわけで、その点、アメリカ人が多く到来するデンマークという国は、本当に恵まれている国だと思う。 |